第26回熱研市民公開講座 低アミロース米品種「ミルキーサマー」の育成と沖縄県における普及計画
「熱研市民公開講座」も26回目を迎え、多くの市民の皆様に支えられ、今日に至っています。今年度初めての開催となります今回の講座を下記の内容で開催いたします。
ご家族、職場の皆様お誘い合わせの上、是非お出かけ下さい。学生の皆様も歓迎します。
沖縄県では、水稲の奨励品種「ひとめぼれ」が作付面積の8割以上を占めています。その一方、粘りが強い米を好む消費者が多く、低アミロース米品種も求められてきました。「ミルキークイーン」に代表される低アミロース米は、ご飯の粘りが強く冷めても硬くなりにくく、さらに良食味であることから市場で高い評価を得ています。しかし、これまで沖縄の気候条件に適した低アミロース米品種は育成されていませんでした。そこで、(独)農研機構・作物研究所において育成された短日条件下で晩生化し、多収が期待される低アミロース米品種「ミルキーサマー」を県内で試作した結果、良好な成績が得られたため、沖縄県の奨励品種に採用されました。
今回の講座では、低アミロース米品種の特性や「ミルキーサマー」の育成について、また、沖縄県における「ミルキーサマー」の普及計画について紹介します。
熱研市民公開講座
問い合わせ先
国際農研 熱帯・島嶼研究拠点
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電話0980-88-6201
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FAX0980-82-0614