国際農林水産業研究センター(国際農研)とは

はじめに

 国立研究開発法人 国際農林水産業研究センター(国際農研)は、平成5(1993)年に農林水産省熱帯農業研究センター(TARC)を改組して設置された農林水産省国際農林水産業研究センターを母体に、平成13(2001)年4月に独立行政法人 国際農林水産業研究センターとして設立、平成27年(2015)年4月より国立研究開発法人 国際農林水産業研究センターに名称を変更しました。

業務内容

  1. 熱帯及び亜熱帯に属する地域その他開発途上地域における農林水産業に関する技術向上のための試験研究を行います。
  2. これらの地域における農林水産業に関する国内外の資料の収集・整理から、分析結果の提供までを行います。
  3. 試験研究の成果を活用する事業者に、出資や人的・技術的支援を行います。
  4. 上記の業務を通じて、世界の食料問題、環境問題の解決及び農林水産物の安定供給等に貢献します。

主な活動

  1. 研究者の派遣・招へいによる国際共同研究の推進
  2. 海外情報の収集・分析・提供と広報
  3. 国際シンポジウム・ワークショップ等の開催
  4. 政府や他機関との科学技術に関する国際連携や交流

沿革

昭和45年(1970年)
農林省熱帯農業研究センター発足
昭和52年(1977年)
東京都北区からつくば市へ移転
平成5年(1993年)
農林水産省国際農林水産業研究センター
平成13年(2001年)
独立行政法人 国際農林水産業研究センター
平成27年(2015年)
国立研究開発法人 国際農林水産業研究センター
平成28年(2016年)
第4期中長期計画開始
令和2年(2020年)
創立50周年
令和3年(2021年)
第5期中長期計画開始