第9回農家水利組合ワークショップを開催しました。

2025年12月3日、ダムナックアンピル灌漑区の農家を対象とした第9回農民水利組合ワークショップをプルサット州農林水産局(PDAFF)で開催しました。今回は、プロジェクトサイトの支線水路S2の下流側農家の代表を招いて、SATREPSプロジェクトの概要と導入する間断灌漑(AWD)の効果について説明しました。参加者は農家、水利組合代表のほか、政府関係者、プロジェクト関係者など合計40名でした。今後予定されているプロジェクトサイトへの灌漑用ポンプ設置に先立ち、下流の農家に、プロジェクトの内容を説明するとともに、ポンプは決して多量の水を取水するものではないこと、及び節水灌漑の手法でもあるAWDについて理解をお願いするものです。

加えて、プロジェクトでは、重力式の灌漑地区でもAWDを実施することを求められていますが、その対象地区はまだ決まっていません。下流側農家がAWDに興味を持ってもらえば、プロジェクトの一環としてAWDを行いたいと考えています。

ワークショップ終了後は、AWD実施候補地として挙げられていた重力灌漑地区の現地調査を行いました。
 

ワークショップでプロジェクトを説明

重力式灌漑地区の現地調査

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