第3回農民水利組合ワークショップを開催しました

2025年4月22日、プルサット州ダムナックアンピル地区において、第3回農民水利組合ワークショップを開催しました。既存の水利組合(FWUC)の枠組みの下で、カンボジア初の農民水利組合サブグループ(FWUSG)を設立することが目的です。ワークショップには、地元農家、プルサット州農林水産局(PDAFF)、同水資源気象局(PDWRAM)、王立農業大学(RUA)、そして日本人研究者を含む50名が参加しました。主要な議題は、FWUSGの組織構成とその手続き、6つのブロックに分けたローテーション灌漑の方法、そしてリーダーの選出でした。参加者は、60ヘクタールのモデルサイト内の各村から2名の代表者を選定することで合意しました。FWUSGは、プロジェクトで開発する「メタン排出削減型水管理システム」を管理し間断灌漑(AWD)実施の主体となることが期待されます。

ワークショップ参加者

ワークショップの様子

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