第5回農民水利組合ワークショップを開催しました

2025年6月3、4日の2日間、プルサット州ダムナックアンピル地区において、第5回農民水利組合ワークショップを開催しました。ワークショップには、地元農家、プルサット州水資源気象局(PDWRAM)、同州農林水産局(PDAFF)、郡の代表、コミューンのリーダー、村長、王立農業大学、そして日本人研究者、プロジェクトメンバーを含む33名が参加しました。今回の開催目的は、農民水利組合サブグループ(FWUSG)設立に不可欠な定款の作成です。カンボジアにおいて農民水利組合の設立や運営管理は水資源気象局(MOWRAM)の所掌であり、MOWRAMが定款のひな形を設定しています。MOWRAMのプルサット州の出先に当たるPDWRAMの職員が進行役を務め、40条項からなる定款を1条項ずつ説明し参加者の同意を得ながら決定していきました。新たな検討材料が必要となることが分かった条項については、次回のワークショップで検討することとなりました。

今後も、地元農家との合意を形成し行政機関の協力を得ながらプロジェクトを進めていきます。

PDWRAMの職員による進行

ワークショップ参加者

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