アグリバイオ2018年5月号に寄稿

アグリバイオ2018年5月号に「稲作農家のための簡易土壌診断法の開発に向けて」を掲載しました

課題1に参画する京都大学の森塚助教がアグリバイオ2018年5月号に「稲作農家のための簡易土壌診断法の開発に向けて」を寄稿しました。課題1では、現場で活用できる簡易の土壌診断法を開発することで、農家がより効率的な施肥選択ができるように研究を進めています。

 水田での土壌診断の普及が進んでいないのは、稲作農家の関心や意欲が低いからではなく水田土壌に適した簡易診断法が確立されていないことによると筆者は考えている。特に水田土壌の窒素供給能を診断できる手法が不足している。そこで稲作農家が自ら実施できる土壌診断法の一つとして、市販の物品のみで実施できる「オキシドール法」を考案した。これは水田土壌の全窒素含量を推定するための手法であり、国内の黒ぼく土以外の水田土壌に幅広く適用できる。本稿では、土壌診断の意義とオキシドール法の考案に至るまでの背景を紹介する。

~本文抜粋~

アグリバイオ2018年5月号

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