第5回合同調整会議(JCC)が開催されました

第5回合同調整会議(JCC)が開催されました。

10月12日に、プロジェクトの進捗と計画に合意するため、農業畜産省の農業総局長(相手国研究代表)を議長とし、アンタナナリボ市Hotel ColbertとZoomオンラインでのハイブリッド方式により、第5回JCCを開催しました。同省事務次官、マダガスカルJICA所長、JST長峰研究主幹の開会挨拶の後、辻本研究代表が、日本側研究者不在中におけるマダガスカル側のプロジェクト推進の謝意を述べ、過年度の成果と最終年の計画を説明しました。その後、プロジェクト延長(約4か月)のためのR/Dミニッツおよびマダガスカル研究機関への機材引き渡し文書に署名を行いました。また、新品種としてFyVary32, FyVary45, FyVary85の3つを登録し、認証種子生産を開始することに合意しました。新型コロナウイルスの影響による1年半におよぶ国際農研の研究者不在の影響は感じさせず、マダガスカル側のプロジェクトに対する高い関心とコミットを確認できる内容となりました。同会議の様子は、多くのメディアにも報道され、新品種開発やP-dippingの普及など、プロジェクト成果を広く発信することができました。

関連するページ