肥沃度センシング技術と養分欠乏耐性系統の開発を統合したアフリカ稲作における養分利用効率の飛躍的向上

技術普及活動への動機付け調査(課題4)

2019.12.06

技術普及活動への動機付け調査

SATREPSマダガスカルプロ課題4.「稲作技術の普及要因の解明とインパクト評価」に参画する山梨英和大学の佐柳信男准教授が、8月下旬から9月上旬にかけて、マダガスカルにて技術普及活動への動機づけ調査を行いました。

今回の調査では、稲作技術普及が行われているJICAプロジェクトサイトと、技術普及が始まっていない本プロジェクトのサイトにて聞き取り調査を実施しました。JICAプロジェクトサイトは、農家トレーナー(PF)を使って普及する方法を採用していますが、今回の調査では研修している農家の少ない(普及活動が活発でない)PFのサイトを選びました。当該PFへの聞き取りから、そもそも記録が不正確であるケースが含まれていることも確認されましたが、主にPFおよびPFを研修する指導員に対する研修が不十分であることが原因である可能性が示唆されました。JICAプロジェクトサイトでは引き続き農家の研修参加動機づけの質的な調査も行いました。これまでの調査で確認されていた、概ね自立的であるものの、やや他律的な理由が多いという傾向が今回の調査でも確認されました。さらに、研修参加動機づけおよび基本的心理欲求の充足度の量的な測定についても調査の試案を実施しました。これまでに改良を加えながら4度の調査を行ってきましたが、いずれも回答の分散が不十分で実用化の目処が立っていませんでしたが、今回導入した方法で十分な分散が得られました。

Farmer interview in Behenjy

Project sign in Antohobe

Farmer interview in Antohobe

Farmer interview in Antemora