現地栽培圃場の地上分光計測とドローン空撮(課題1)

現地栽培圃場の地上分光計測とドローン空撮

SATREPSマダガスカルプロ課題1「圃場養分特性の簡易評価法の開発と分布域の把握」に参画する川村研究員が、2月中旬から下旬にかけて、マダガスカルに出張しました。本出張では、センシング情報を用いた簡易な養分欠乏評価技術を開発するため、様々な養分条件下にある農家圃場の栽培試験区において、生育盛期の群落上でドローン(UAV)による空撮および分光反射計測を行いました。ドローン空撮画像および分光スペクトルから、窒素、リン、堆肥を組み合わせた異なる施肥処理の効果および圃場間差が示されました。また、昨年度にカウンターパート機関であるアンタナナリボ大学放射線研究所(LRI)へ導入したドローン機体の整備と解析環境(画像解析用ハイスペックPCと関連ソフトウェア)のアップグレードを行いました。

農家圃場におけるドローン空撮の様子

LRI会議室における課題1と3の進捗打合せの様子

GPSを用いたGCP測量の様子

農家圃場の群落上分光反射計測の様子

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