肥沃度センシング技術と養分欠乏耐性系統の開発を統合したアフリカ稲作における養分利用効率の飛躍的向上

圃場の養分特性評価にかかるドローンと解析環境の準備(課題1)

2020.02.04

圃場の養分特性評価にかかるドローンと解析環境の準備

SATREPSマダガスカルプロ課題1「圃場養分特性の簡易評価法の開発と分布域の把握」に参画する川村研究員が、圃場の養分特性評価にかかるドローンと解析環境の準備のため11月下旬から12月初旬にけかてマダガスカルに出張しました。

センシング情報を用いた簡易な養分欠乏評価技術の開発を目的として、2017年にカウンターパート機関であるLRI(アンタナナリボ大学放射線研究所)に導入したプロジェクト供与機材のメンテナンス作業を行いました。また、深層学習の手法を新たに導入するにあたり、解析用PCへ関連ソフトウェアのインストールと環境設定を行った後、現地プロジェクト参画者へ技術指導を行いました。様々な養分条件にある農家圃場の作付け状況や養分の広域分布の評価に向けて、Behenjy農家圃場を訪問し、ドローン飛行経路の設定と地上基準点(GCP)の設置と測量を行いました。本出張で立案した飛行計画に従い、LRIのカウンターパート(CP)が1~2週間間隔で観測を実施することで対象エリア内の作付け状況などを明らかにするための基盤を整備することができました。

プロジェクト供与機材のメンテナンス作業の様子

解析用PCにインストールした深層学習関連ソフトウェアを利用するCP(左)と参画学生(右)

対象エリア内に設置したGCPの位置情報を測量するCPの様子

CP(中央)によるドローン空撮の様子