肥沃度センシング技術と養分欠乏耐性系統の開発を統合したアフリカ稲作における養分利用効率の飛躍的向上

課題3に参画するFOFIFAのNjato Rakotoarisoa研究員らによる論文が、Field Crops Research誌に掲載されました

2020.05.22

課題3に参画するFOFIFAのNjato Rakotoarisoa研究員らによる論文が、Field Crops Research誌に掲載されました

課題3「施肥と育種素材を統合した養分利用に優れた局所管理技術の開発」に参画するFOFIFAのNjato Rakotoarisoa研究員らによる論文が、Field Crops Research誌に掲載されました。
http://doi.org/10.1016/j.fcr.2020.107806

本論文では、リン肥料と水田土壌を混合した泥状の液体に苗を浸してから移植するリン浸漬処理技術により、イネの収量と施肥効率を大幅に改善できること、さらに、この技術がイネの生育日数を短縮し、生育後半の低温ストレス回避に有効であることをマダガスカルの農家圃場で明らかにしました。マダガスカルをはじめとするサブサハラアフリカでは、リン供給力に乏しい貧栄養土壌や生育期間中の不安定な生産環境(水不足、低温・高温ストレス)により、イネの生産性が著しく制限されています。同技術を普及させることで、サブサハラ地域のイネの安定生産、さらには、食料安全保障に貢献することが期待されます。

本成果について、JSTおよびJICAと共同でプレスリリースを行い、複数のメディアに取り上げられています。
https://www.jircas.go.jp/ja/release/2020/press202001