マダガスカル出張(課題2 髙井主任研究員)

マダガスカル出張(課題2 髙井主任研究員)

課題2「養分の吸収利用に優れた育種素材の開発」に参画する髙井主任研究員が、「不良土壌環境とイネの根系形態との相互作用の解明」課題における収量調査のため、4月下旬から5月中旬までマダガスカルに出張しました。

「不良土壌環境とイネの根系形態との相互作用の解明」課題で、昨年11月に栽培試験を開始した系統が収穫期を迎えるため、本出張ではその収量調査を行いました。栽培系統は概ね順調に生育し成熟期に達しており、各プロット穂数を計測後、収穫作業を進め、全てのプロットの収穫を終えることができました。また、SATREPSプロジェクトが9月末で終了することを受けて、FOFIFA稲作部のCPとミーティングを行い、プロジェクト終了後も交付金プロを基盤としてFOFIFAと共同研究を継続し、育成材料の品種登録や遺伝要因とリン欠乏土壌との相互作用の解明を更に進めて行くことを確認しました。

収穫前のイネ

収穫作業の様子

Razaka部長、Raharinivo博士とのミーテングの様子

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