養分特性評価グループのワークショップが開催されました

課題1養分特性評価グループのワークショップが開催されました

4月29日に、課題1「圃場養分特性の簡易評価法の開発と分布域の把握」で開発した新しい土壌評価技術のデモンストレーションと普及のためのワークショップが開催されました。ワークショップには、受益者である農業技術普及員や農業研究機関の技官らを中心に合計28名が参加しました。ワークショップの第一部として、課題1で開発した圃場養分特性の評価法に関して3件のプレゼンテーションが行われ、それぞれの技術についての科学的根拠、適用範囲、適用方法が説明されました。その中で、国際農研の西垣研究員が、リン施肥に対するイネの生育応答を乾燥土壌の含水比から推定する技術に関する発表を行いました。発表後の質疑応答はマダガスカル語で行われましたが、通訳を介して、現場への適用を見据えた実践的な質問が多数投げかけられ、開発した技術に対する興味の高さがうかがえました。第二部では、各技術の操作概要が実演され、ここでも参加者から演者に対して活発に質問が投げかけられ、参加者らの技術習得に対する積極的な姿勢が感じられました。

開発した技術について説明する西垣研究員

開発した技術の測定方法について実演する様子

ワークショップ参加者の集合写真

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