肥沃度センシング技術と養分欠乏耐性系統の開発を統合したアフリカ稲作における養分利用効率の飛躍的向上

現地圃場試験の播種および移植(課題2)

2020.01.21

現地圃場試験の播種および移植

SATREPSマダガスカルプロ課題2「養分の吸収利用に優れた育種素材開発」に参画する高井主任研究員が、現地圃場で3年目のイネの栽培試験を進めるため、また、不良環境耐性作物開発プロジェクトで育成した幅広い出穂性を持つ準同質遺伝子系統(Heading-NILs)を熱帯の環境下で栽培・評価するために、11月中旬から12月中旬にかけてマダガスカルへ出張しました。SATREPSプロでは、新たな有望系統であるAZ-97やIR64を遺伝的背景とする穂数を増加させる系統(IR64-MP3)等の現地圃場での生産性評価のため、マダガスカル中央高地に位置する3サイトでの播種、移植作業を行いました。また、IR64を遺伝的背景とする根型が改良された準同質遺伝子系統(Root-NILs)の播種、移植作業を1サイトで行いました。不良環境プロでは、Heading-NILsの播種、移植作業を現地1サイトで行いました。これら圃場試験の設置により、開発した育種素材と現地の生産環境との相互作用を明らかにするための基盤を整備することができました。

播種

畔作り

移植作業

根型評価のために埋込んだザルへの移植の様子

ワークショップでの研究発表の様子