マダガスカル共同研究者の来日
7月15日から9月5日までの期間、アンタナナリボ大学放射性同位体研究所(LRI)から共同研究員のANDRIANARIJAONA Lalainaさんが来日しました。Lalainaさんは、「課題1.生産性向上と環境負荷軽減を両立する水田の高度利用技術の開発」に関する研究において、稲作における温室効果ガス(GHG)排出低減に関する研究に従事し、圃場での根および土壌サンプリング、土壌特性分析(pH、EC、可給態リン、全窒素・全炭素など)、メタン・亜酸化窒素のガス測定、微生物DNA解析を実施しました。さらに、DNDCモデルを用いたシミュレーション解析により、施肥法の違いが温室効果ガス排出に与える影響を評価しました。これらの成果をもとに、持続可能な稲作技術に関する論文執筆にも取り組みました。



