鳥取大学:日本での経験と研究の紹介
鳥取大学:日本での経験と研究の紹介
鳥取大学大学院連合農学研究科
博士課程 サワドゴ デイデイエ
日本の大学で学ぶ機会を持つことは、開発途上国にとって大きな特権、機会、そして技術への大きな扉です。農業経済学者および研究エンジニアとして、私はJICAのAgri-Netに登録し、鳥取にあるこの名門大学で博士号を取得する絶好の機会を得ることができました。このJICA Agri-Netプログラムでは、若い専門家が日本の農業技術と近代化に関するトレーニングやインターンシップを中心に成功したキャリアを築くことができます。
日本の博士課程に入学する前に、流域管理プロジェクトおよびSATREPSプロジェクトで、国際農研の同僚といくつかに取り組む機会があり、小林慎太郎博士とは経営に関する研究を実施しました。それらの私たちの研究成果は満足のいくものであり、私たちの協力関係をさらに強化し、研究課題を拡大することができます。Agri-Netプログラムでの成功は、同僚の小林慎太郎博士が日本の大学の選択を案内してくれたことと、この研修プログラム中に私を励まし、サポートし続けてくれた南雲不二男博士とトラオレ・ママドゥ博士に導かれたことによります。彼らの計り知れないサポートに対して、特に感謝したいと思います。
鳥取に到着すると研究室の同僚が温かく迎えてくれて、辛抱強く日本の生活を紹介してくれました。鳥取市での滞在を快適にするために十分な努力をしてくださった彼にとても感謝しています。私が研究室になじむよう努力し、私の研究を楽しくするためにあらゆる手段を自由に使えるようにしてくれた松村一善教授に心から感謝したいと思います。彼は研究室を私に開放してくれたので、私は自分の仕事を改善し、学術研究を洗練させることができ、そして、すべての学生は私の鳥取大学で一緒に学ぶことを温かく受け入れてくれました。また、国際課/学生交流課(IAD)のスタッフは、忙しい中、いつも笑顔で歓迎してくれて、とても親切な対応をしてくださっていることにとても感銘を受けました。IADのたゆまぬサポートと支援のおかげで私の滞在は楽しく、留学生にとってこの友好的で親切な雰囲気の中にあって、私はいつも励まされています。私にとって、鳥取大学は日本でも有数の大学です。毎年多数の留学生がおり、文化交流を可能にし、その恩恵を受けています。その図書館は、勉強と研究のための快適な環境を提供します。英語と日本語の本を何千冊も備えており、本の数と多様性により、図書館で一日中読書ができます。時間厳守、勤勉さ、ヒエラルキーの尊重、そして、誠実さは、私が勉強や日本人との専門的な関係を通じて培った大きな価値観です。日本の豊かな伝統をより深く知ることができた文化活動に没頭させてくれた鳥取大学のスタッフの皆さんに心から感謝しています。鳥取大学は、最高の施設と設備を備え、より良い教育システムを持っているので、私は快適に働き、確かな科学的知識を習得することができました。
鳥取県は私が知っている世界の地域の一つです。ほとんどが田舎の県で、海岸線は鳥取砂丘で有名です。私の好きなことは、海、鳥取砂丘、鳥取県立フラワーパークなど、鳥取市の新しい場所を発見することです。鳥取の美しいビーチを歩いたり、自転車に乗ったり、ジョギングをしたり、日本の伝統文化やアニメを学んだり、新しい友達を作ったりと、楽しかったことがたくさんあります。
日本食も、ほとんどの料理がさまざまな調理法で特別な味を持っているので美味しいです。私は日本の焼き牛肉にご飯とお茶を添えるのが大好きです。私は「寿司」も大好きですが、とても高価です。居酒屋の温かい日本酒は、鳥取市の凍った冬でも暖まることができました。
博士課程での私の研究活動は、ブルキナファソ、北部および中央高原地域における小規模穀物農家の農業生産性に及ぼす持続可能な土地管理と施肥のインパクトアセスメントです。 また、サンプル選択バイアスを用いた確立フロンテイアモデルを用いて、トウモロコシ生産に対する肥沃化技術の技術的効率の影響を分析しました。
JICA Agri-NETプログラムには、専門家としてのダイナミックなキャリアを築く絶好の機会と、ワークショップ、セミナー、企画旅行で得た大きな経験を与えてくれたことに心から感謝申し上げます。また、この場をお借りして、日本と日本の方々の優しさとおもてなしに深く感謝申し上げます。このようなユニークな機会を提供してくださった「SATREPS」に感謝の意を表します。
注)JICA Agri-Net: JICAの食料安全保障のための農学ネットワークプログラム