SATREPSボリビア代表からのメッセージ
〜SATREPSボリビアプロジェクトの終了、そして新たな歩みへ〜
2019年の仮採択、そして2021年6月のプロジェクト開始から5年間にわたり実施してきたSATREPSボリビアプロジェクトは、2026年6月をもって終了いたしました。予備調査を開始した2017年から数えると、ボリビアの皆様との歩みは10年になります。
この間、ボリビア、日本双方の研究機関の皆様をはじめ、JST、JICA、両国政府・大使館、関係機関の皆様、そして本プロジェクトを支え、応援してくださったすべての皆様に、心より感謝申し上げます。
プロジェクト期間中には、新型コロナウイルス感染症の世界的流行、急激な円安、政情不安、物資調達の困難など、数多くの困難に直面しました。しかし、そのたびに多くの皆様の温かいご支援とご協力に支えられ、一つひとつ乗り越えることができました。
その結果、気候変動に強いキヌアの遺伝資源、ゲノム育種、分子解析、微生物の利用やリャマとの耕畜連携を含めた生産技術、普及に至るまで、両国が一体となった国際共同研究基盤を構築するとともに、多くの学術成果、人材育成、そして将来につながる研究基盤を築くことができました。これらの成果は、本プロジェクトの終了によって終わるものではなく、今後の共同研究と社会実装への新たな出発点であると考えています。
私たちは、これまで築いてきた信頼関係と研究基盤を礎として、今後もボリビアの皆様とともに、キヌア研究と持続可能な農業の発展に向けた共同研究を継続してまいります。
最後になりますが、本プロジェクトに関わってくださったすべての皆様に、改めて深く感謝 申し上げます。これからも変わらぬご支援、ご指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
2026年7月1日
SATREPSボリビア代表
藤田泰成

