マダガスカル出張(5月)国際農研 辻本泰弘 プロジェクトリーダー
国際農研および SATREPS VaryAlaの辻本泰弘プロジェクトリーダーが、プロジェクトの管理運営および広域連絡試験の収量調査を行うため、5月にマダガスカルへ出張しました。
本出張では、増収と温室効果ガスの排出抑制を両立する施肥管理技術の開発(プロジェクト研究題目1)を目的とした広域連絡試験の各サイトを訪問し、気象観測データの収集・管理、ならびに土壌、植物体、ガスサンプルの回収を完了しました。その後、カウンターパート研究者と1年目の結果を協議し、2年目の試験方針に合意しました。
また、糸状菌接種がアブラナ科野菜の生育に及ぼす効果を検証(研究題目2)するための農家圃場を選定し、カウンターパート研究者と試験の進め方を確認しました。稲作技術の効果的普及手法の開発(研究題目3)では、JICA実装型技プロFyVary2の担当者および協力肥料会社と協議を行い、次作期に実施予定の肥料販売実験の設計を具体化しました。
さらに、上流植生ならびに水質の違いが水稲の生育と養分吸収に及ぼす影響を検証(研究題目4)するためのポット試験を開始しました。
加えて、プロジェクトの相手国代表者である農業・食料主権省の農業総局長と打合せを行い、プロジェクトの進捗状況および今後の計画を確認しました。あわせて、新たに着任した農業・食料主権省の事務次官および在マダガスカル日本国全権大使を表敬訪問し、国際農研によるマダガスカルでのこれまでの研究成果ならびに本プロジェクトの概要を説明する機会を得ました。


