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傾斜地農業の一つで、テラスの上に陸稲を植え、岸にマメ科のカカワテ(Gliricidia sepium)を植えている。カカワテは多目的利用木といわれ、エロジョン防止肥料木、飼料、たきぎに利用される。
水田に稲を植えずに花を栽培している。フィエスタ(祭)やクリスマスなどにあわせ、開花を電照によって調節している。水稲作よりも収入は良い。
傾斜地農業の際、雨による土壌侵食は土壌劣化につながる避けられない問題である。カカワテをテラスの端に植え、その下に溝を切り更に沈泥溝を作っている。泥はここで沈澱し、再びテラスに戻される。
傾斜地農業を行なう際、まず等高線に畝を切る必要がある。この装置(A-FRAME)は簡単に等高線を引くことが出来る。A型の木わくの中心に石をつけた糸をたらし、中心を通るように調節して等高線を決める。
傾斜地にカカワテとパインアップルを植えている。カカワテに黒こしょうを這わせている。山の上部は土壌侵食防止に木を残している。典型的な傾斜地農業の展示圃場である。
タイの森林村ではタウンヤシステムのアグロフォレストリーが導入されている。東北タイではキャッサバを間作に、ユーカリ林を育てる方式が広く採用されている。
アグロフォレストリーで植えられた木が大きくなると照度が少なくなるため、作物の種類は限定されてくる。コーヒーやパイナップルは比較的照度が少なくても収穫可能であるので、木が大きくなってからの間作としては適切である。
コショウはやや少ない照度でも生育可能であり、数年で更新が必要となるので、アグロフォレストリーの間作として利用する試みがなされてもよいのではないか。
アグロフォレストリーで育てた森林の下では、植えてから3年以上経過すると照度が不足し、農作物を育てにくくなる。場所によってはその様な森林の下で家畜を飼うこともある。
人口の増加が食料の要求を強め、新たな農地の開発がなされる。その結果森林の面積は減少する。農地開発が森林消失に極めて多大な影響を与える明瞭なデータ。