ラオス在来淡水エビの生殖・孵化幼生飼育試験に関するデータ取得および熱帯水産資源プロジェクト年次会合への出席
成果の概要
ラオス在来淡水エビM. dolatumの孵化後からの成長についてデータを取得し、孵化時に体長約4 mmだったものが孵化後5.5ヶ月で約24 mmにまで達することを確認した。また、天然生息域におけるM. dolatumの生殖腺重量指数を調べたところ、オスではGSIの明瞭な季節変動は見られなかったものの、メスでは大きな季節変動があることが明らかとなった。12月5日、6日の両日にマレーシア・ペナンにおいて実施された本プロジェクトの年次会合にLARReC職員2名とともに参加した。本会合においては、ラオスにおける研究成果について発表し、他国からの参加者と対象種の飼育条件や経済的価値について議論を行った。
ラオス
マレーシア
タイ