マレーシア

マレーシア(マレー語: مليسيا、英語: Malaysia)は、東南アジアのマレー半島南部とボルネオ島北部を領域とする連邦立憲君主制国家で、イギリス連邦加盟国である。タイ、インドネシア、ブルネイと陸上の国境線で接しており、シンガポール、フィリピンと海を隔てて近接する。ASEANの一員。(DBpediaより引用)

関連するJIRCASの動き

第51回 熱研市民公開講座を9月12日に開催しました

国際農研 熱帯・島嶼研究拠点(熱研)は、第51回熱研市民公開講座「世界の熱帯果樹の多様性を探る」を令和5年9月12日(火)19:00~20:30に石垣市健康福祉センターで開催しました。

マレーシア農業開発研究所(MARDI)と共同研究に係る覚書を締結

9月8日、国際農研はマレーシア農業開発研究所(MARDI)と共同研究に係る新たな覚書(MOU)を締結しました。

刊行物

広報JIRCAS (11)

国立研究開発法人国際農林水産業研究センター, 広報JIRCAS. 11 ( )

jircas11-_-.pdf2.94 MB

JIRCAS Newsletter(89)

Japan International Research Center for Agricultural Sciences, JIRCAS Newsletter. 89 ( )

jircas_newsletter-89_-.pdf2.95 MB

JIRCASニュース(89)

国立研究開発法人国際農林水産業研究センター, JIRCASニュース. 89 ( )

jircas_news-89_-.pdf3.4 MB

広報JIRCAS (6)

国立研究開発法人国際農林水産業研究センター, 広報JIRCAS. 6 ( )

jircas6-_-.pdf4.63 MB

JIRCASニュース(87)

国立研究開発法人国際農林水産業研究センター, JIRCASニュース. 87 ( )

jircas_news-87_-.pdf2.98 MB

関連するイベント・シンポジウム

出張報告書

報告書番号 出張年月 国名 出張目的 関連プログラム
R05-0369 2024年02月 - 2024年03月 マレーシア カキ稚貝の中間育成装置を用いた現場実用化
R05-0424 2024年03月 - 2024年03月 マレーシア ・FRIM-JIRCASプロジェクト運営会議における成果発表、および森林再生による生態系機能向上効果の評価に向けた土壌炭素フラックス観測(環境適応型林業)
・伐採パーム幹の農園内放置がもたらす影響評価に向けた遺伝解析(JICAパームトランク4期)
R05-0373 2024年01月 - 2024年02月 インドネシア, タイ, マレーシア ・インドネシアへの物品輸出及び機材整備に関する協議(JICA熱帯林強靭化)
・インドネシア林業公社チーク試験植栽地視察(JICA熱帯林強靭化)
・チーク次代検定林でのサンプリング計画の立案(環境適応型林業)
・遺伝資源モニタリングのための施設管理(環境適応型林業)
・林冠観測足場修復業務(環境適応型林業)
・遺伝子発現解析用サンプルの収集(科学研究費補助金)
R05-0362 2024年02月 - 2024年02月 マレーシア, タイ ・SATREPSパームトランク研究進捗状況の確認
・微生物糖化技術の打合せ
R05-0363 2024年02月 - 2024年02月 マレーシア, タイ パーム苗木栽培試験、デンプン分析および糖化菌のスクリーニング試験、キャッサバ工場見学

研究成果情報

  • フタバガキ科樹種Shorea leprosulaの成長特性の地域個体群間差(2022)

    異なる産地の個体を共通の環境で栽培して特性を評価するコモンガーデン試験により、東南アジア地域の有力な林業樹種の一つであるShorea leprosulaの伸長成長とカイガラムシ耐性の地域個体群間差が検出できる。得られる知見は、S. leprosulaの植栽木としての優良個体を探索する際の手がかりとなる。

  • 葉脈の構造は熱帯林樹木の葉の丈夫さと光合成能力に関係している(2022)

    熱帯林樹木の葉脈構造は、葉を光に透かせば判別でき、その構造は葉の丈夫さと光合成能力に関係している。葉を光に透かした際に、葉脈網が明瞭な樹木は葉が丈夫で明るい環境で光合成が高く、不明瞭な樹木は暗い環境での光合成に有利であったことから、葉脈構造は、樹木の機能的特性の簡便な指標としての利用が期待される。

  • 東南アジア熱帯雨林で重要な林業樹種におけるゲノム選抜育種導入の可能性(2020)

    東南アジア熱帯雨林の重要な林業樹種(フタバガキ科樹種)を対象に遺伝子連関解析を行い、ゲノム推定モデルを構築することで、形質の評価に長期間を要していた林木の遺伝的な改良期間を短縮できる。とくに、成長に関して、連関するDNA多型と高いゲノム遺伝率が検出されたことから、成長に関するゲノム選抜が有効であることが示唆される。

  • 温度のわずかな変化がフタバガキ科林業樹種の葉の生産のタイミングを制御する(2020)

    東南アジア熱帯地域のフタバガキ科林業樹種の苗木では、わずかな温度変化に樹木が敏感に応答し、葉の生産量を増減させる。気温の異なる複数の地域に苗畑を設置し、成長の異なる苗木を利用できるようにすることで、適正サイズの植栽用苗木の安定生産が期待できる。

  • ハイガイ養殖漁場管理のための簡便な生物指標の開発(2020)

    東南アジアで生産量が激減しているハイガイの養殖漁場を適切に管理するため、二枚貝の成育状態の指標である丸型指数及び肥満度をハイガイに活用できるよう改善し、ハイガイの成育状態及び漁場環境を簡便に評価するとともに、養殖漁場を管理するための科学的根拠を提案する。

  • オイルパーム古⽊中の遊離糖及びデンプン量を決定する要因を同定(2019)

    オイルパーム古木中の遊離糖及びデンプン蓄積量の季節変動は積算温度に最も強く調節されている。気温と降水量を観測することでバイオマス資源として利用するオイルパーム古木の伐採適期が把握できる。

  • Bacillus aryabhattai は農作物残渣内の澱粉からバイオプラスチックを⽣産する(2019)

    日本の土壌から新たに単離した細菌Bacillus aryabhattaiはアミラーゼ遺伝子(amyA)を保有し、菌体外に分泌した澱粉分解酵素(アミラーゼ)による澱粉分解によってグルコース生産してポリヒドロキシ酪酸(PHB)を体内に蓄積する。

  • 健全な種子生産を維持するためのフタバガキ科林業樹種の択伐基準の改善(2016)

    フタバガキ科4林業樹種について、種子の父性解析から得られた花粉散布・開花量のパラメータを用い、択伐後の他家受粉の減少量をシミュレーションにより推定した。その結果によれば、材密度が高い非早生樹種では他家受粉が大きく減少し健全な交配が維持できないため、択伐の伐採基準を現行よりも厳しくすることが望ましい。

  • アセアン国別食料需給モデル作成・運用マニュアルによる成果の普及(2016)

    アセアン加盟各国を対象として食料生産・消費の中期予測を行うための非均衡モデルを作成・運用するためのマニュアルを作成し広く公表する。マニュアルは、モデルの作成法を基礎的な計量経済学の概念と共に示し、モデルの理解・作成・運用に寄与する。

  • マレーシア半島地区における林業種苗配布区域の設定手法(2014)

    東南アジア熱帯雨林において林業用種苗の地域間移動に制限が設けられていない。そこで、マレー半島に分布する林業樹種の遺伝的変異のパターンを明らかにし、科学的根拠に基づいた地域間の遺伝的な違いを考慮した林業種苗配布区域を設定する手法を提示する。