ブラジル

ブラジル連邦共和国(ブラジルれんぽうきょうわこく、ポルトガル語: República Federativa do Brasil)、通称ブラジルは、南アメリカに位置する連邦共和制国家である。南米大陸で最大の面積を占め、ウルグアイ、アルゼンチン、パラグアイ、ボリビア、ペルー、コロンビア、ベネズエラ、ガイアナ、スリナム、フランス領ギアナ(つまりチリとエクアドル以外の全ての南米諸国)と国境を接している。首都はブラジリア。(DBpediaより引用)

関連するJIRCASの動き

生物資源・利用領域の山中主任研究員が世界のダイズさび病研究の主要著者トップ10入り

植物育種学関係の国際誌Euphyticaの最新号に掲載されたダイズさび病菌研究の科学計量的アプローチに関する総説において、生物資源・利用領域の山中直樹主任研究員が、主要な10著者に入っていることが報告されました。

刊行物

広報JIRCAS (7)

国立研究開発法人国際農林水産業研究センター, 広報JIRCAS. 7 ( )

jircas7-_-.pdf4.33 MB

ブラジルにおける畜産および畜産研究の現状と課題

宮重俊一, 国際農林水産業研究センター研究資料. 7 , 1- 47 ( )

researchdoc7-_1-47.pdf15.85 MB

熱帯農業地域における国別研究問題とその背景 : 第1部

大野芳和, 石原修二, 牛膓英夫, 尾和尚人, 濱村邦夫, 池田俊彌, 宮重俊一, 国際農林水産業研究センター研究資料. 3 , 1- 107 ( )

researchdoc3-_1-107.pdf21.3 MB

関連するイベント・シンポジウム

出張報告書

研究成果情報

  • 南米におけるダイズさび病菌の病原性の変異(2012)

    ダイズさび病菌に対する16のダイズ判別品種の反応を抵抗性型、中間型、感受性型に分類することで、南米のダイズさび病菌の病原性を評価する。2007年~2010年の3ダイズ作期に採集したブラジル、アルゼンチン、及びパラグアイのダイズさび病菌は、高い病原性変異を有し、同一作期中に、各国で採集した菌の病原性は、パラグアイの1組を除き全て異なる。南米各国の同一採集地において、作期ごとに異なる病原性を有するダイズさび病菌が検出される。

  • ダイズさび病抵抗性遺伝子の集積系統(2011)

    3つのダイズさび病抵抗性遺伝子を集積した系統は病原性の強いブラジル産のダイズさび病菌に対して高度の抵抗性を示す。この抵抗性系統と各遺伝子に隣接するDNAマーカーを利用して、戻し交配により既存の品種に抵抗性遺伝子を導入することができる。

  • ブラジルにおけるダイズさび病菌の宿主(2006)

    アジア型ダイズさび病菌Phakopsora pachyrhizi)にとって最も感受性の高い宿主はダイズツルマメクズで、次いで、Neonotonia wightiiインゲンヒメノアズキライマメが高い。これらのうち、ブラジルでは野良生えのダイズや冬季潅漑栽培ダイズ、クズおよびN. wightiiが本病の伝染源として注意を要する。

  • ギニアグラス-スタイロ混播草地におけるスタイロの維持管理法(2006)

    ギニアグラススタイロStylothantes capitataS. macrocephala混合品種)の種子をそれぞれ3kg/ha及び4kg/haの割合で播種造成した混播草地は,生産量がギニアグラス単播草地の1.5倍で,スタイロの種子成熟後に放牧を開始すると地下部にスタイロの埋土種子バンクが形成され,自然更新が可能となる。

  • シロアリのアリ塚周辺では牧草の生産力と栄養価、及び放牧牛の採食頻度が高まる(2003)

    草地上の有機物が集積・分解されるアリ塚周囲では、土壌は窒素含有率が高く、牧草も高栄養・高生産力を示す。放牧牛はそれらの牧草を多頻度に採食する。このことは一般的にタンパク供給力が低い熱帯草地において、アリ塚の分布が放牧牛の採食行動、特にタンパク質等の栄養摂取に重要な役割を果たすことを示唆する。

  • ブラジルの亜熱帯サバンナ(セラード)に生育する熱帯イネ科牧草の窒素利用特性(2002)

    ブラジル亜熱帯サバンナ(セラード)で主に栽培されているイネ科牧草のBrachiaria decumbensB. brizantha窒素反応性が高い。またB. humidicolaは根の窒素吸収能力が高いため、低窒素環境での栽培に適している。

  • ブラジルダイズの干ばつ耐性特性(2002)

    開花後1ヶ月間の雨よけ処理条件下で高い収量を示す干ばつ耐性の強いブラジルダイズ品種は、雨よけ処理期間における相対生長率を高く維持できる特性を有しており、それは葉面積比ではなく、純同化率を高く維持することによる。

  • アーバスキュラー菌根菌がブラジルサバンナにおける暖地型イネ科牧草の乾物生産量とリン吸収量に及ぼす影響(2001)

    ブラジルサバンナに生育する暖地型イネ科牧草乾物生産リン吸収は、土着のアーバスキュラー菌根菌(AM菌)によって促進され、その効果は、土壌pHが低いほど大きい。また、牧草の中では、Brachiaria brizanthaB.decumbensのAM菌依存度が高い。

  • ブラジルサバンナの低湿地に適した牧草と草地造成方法(2001)

    ブラジルサバンナに広がる低湿地牧草地造成には、湛水中の生存が可能な Brachiaria humidicola が最も適している。B. humidicola草地を播種造成する場合は雨季後半に低湿地の冠水が退いたのちトラクターによる作業が可能になる5月頃の播種が適している。

  • ブラジルの草地およびダイズ畑における窒素収支(2000)

    ブラジルセラードにおける連続草地と連続ダイズ畑での窒素収支を定量化する。連続ダイズ畑では窒素肥料を施用しないにもかかわらず下層に硝酸態窒素が蓄積する。両農地において窒素収支はマイナスになり、その度合は連続ダイズ畑の方が連続草地より大きい。