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熱帯泥炭低湿地の土壌と農業開発 = Soils And Agricultural Development Of Tropical Peat Swamps

熱帯低湿地の植生と土壌特性の解明

1989.03.07-03.16, マレーシア

サラワク州クチン。サマラハン川流域の泥炭湿地林の小規模開発(スライドNO.09参照)。深さ2-3mの木質泥炭で、この泥炭の分解はまだ進んでいない。pHは3.6-3.9。

熱帯泥炭低湿地の土壌と農業開発 = Soils And Agricultural Development Of Tropical Peat Swamps

熱帯低湿地の植生と土壌特性の解明

1989.03.07-03.16, マレーシア

MARDIポンチャン泥炭地試験場(西ジョホール)。開墾二年目(裸地)地点の土壌調査。マレイシア(東南アジア)では泥炭地の農地造成では我国のような客土は行わない。したがって土性は膨軟で地耐力や根支持力が小さい。

熱帯泥炭低湿地の土壌と農業開発 = Soils And Agricultural Development Of Tropical Peat Swamps

熱帯低湿地の植生と土壌特性の解明

1989.03.07-03.16, マレーシア

MARDIポンチャン泥炭地試験場。開墾二年目(裸地)地点の土壌断面。泥炭は木質で半分解の落葉落枝や樹皮からなる。pH3.1-3.2。現地客積重 0.12-0.22g/cc。灰分1.0-3.1%で、表層と下層間の大きい層分化はまだみられない。

熱帯泥炭低湿地の土壌と農業開発 = Soils And Agricultural Development Of Tropical Peat Swamps

熱帯低湿地の植生と土壌特性の解明

1989.03.07-03.16, マレーシア

MARDIポンチャン泥炭地試験場。開墾後、野菜などの試験に10年開耕作した圃場の断面。最表層は黒色化(単化も一因)しており、pH、灰分含量、窒素含量、現地容積重などは下層と大きく異なり、農耕の影響がみられる。

熱帯泥炭低湿地の土壌と農業開発 = Soils And Agricultural Development Of Tropical Peat Swamps

熱帯低湿地の植生と土壌特性の解明

1989.03.07-03.16, マレーシア

西ジョホール。オイルパーム園。泥炭土壌は膨軟・軟弱な物理性をもち、作物根支持力、地耐力が小さく、オイルパームやゴムなどの高木作物は傾くことが多い。泥炭地の農業利用の大きい問題点の一つである。

熱帯泥炭低湿地の土壌と農業開発 = Soils And Agricultural Development Of Tropical Peat Swamps

熱帯低湿地の植生と土壌特性の解明

1989.03.07-03.16, マレーシア

MARDIジヤランクブン泥炭地試験場。野菜試験畑圃場(左側)横の地盤沈下。41年前の地表面は沈下量測定ポールの上端の水準にあった。41年間の年平均沈下量は3.3cm前後である。沈下は現在も続いている。

熱帯泥炭低湿地の土壌と農業開発 = Soils And Agricultural Development Of Tropical Peat Swamps

熱帯低湿地の植生と土壌特性の解明

1989.03.07-03.16, マレーシア

MARDIジヤランクブン泥炭地試験場。パイナップルや野菜の試験圃場の地盤沈下。41年前の地表面は沈下量測定ポールの上端の水準にあった。沈下は排水による脱水収縮、圧密、微生物分解(消失)、エロージョン等による。

熱帯泥炭低湿地の土壌と農業開発 = Soils And Agricultural Development Of Tropical Peat Swamps

熱帯低湿地の植生と土壌特性の解明

1989.03.07-03.16, マレーシア

MARDIポンチャン泥炭地試験場。湯本館裏側庭園での地盤沈下の測定。この10年間の年平均沈下量は約2.5cmである。泥炭は有機物そのものであり、長期的には消失する。泥炭地の農業開発後の大きい問題である。

熱帯泥炭低湿地の土壌と農業開発 = Soils And Agricultural Development Of Tropical Peat Swamps

熱帯低湿地の植生と土壌特性の解明

1989.03.07-03.16, マレーシア

西ジョホール。水位調節(潮汐の影響の防止、過排水の防止)のための水門。周囲の地盤沈下のために構造物の上部が大きく露出している。スケールの上端が水門設置時の地表面。

熱帯泥炭低湿地の土壌と農業開発 = Soils And Agricultural Development Of Tropical Peat Swamps

熱帯低湿地の植生と土壌特性の解明

1989.03.07-03.16, マレーシア

西ジヨホール。水位調節用水門。周囲の地盤沈下と泥炭の強酸性のためのコンクリートの劣化が速い。遠景はココナツ園。農道の表層にはラテライト質土壌が敷かれ赤黄色であることが多い。

熱帯泥炭低湿地の土壌と農業開発 = Soils And Agricultural Development Of Tropical Peat Swamps

熱帯低湿地の植生と土壌特性の解明

1989.03.07-03.16, マレーシア

西ジョホール。開発地域の幹線排水路とマラッカ海峡を結ぶ水門。潮汐の水位にあわせて水門が開閉され(人為)、高潮時の海水の農耕地への浸水を防ぎ、又、適正地下水位の維持をはかる。海峡側にはマングローブが繁る。

カリマンタン低湿地の土壌と農業 = Soils And Agriculture Of Lowland Swamp Of Kalimantan

熱帯低湿地の植生と土壌特性の解明

1989.03.23-03.28, インドネシア

南カリマンタン。バリト川。州都バンジャルマシン附近。中央および南カリマンタンにまたがるブラウペッタクデルタ低湿地(約24万ha)は、このバリト川とムラン川の二つの大きい川に狭まれ、南部はジャワ海に接している。

カリマンタン低湿地の土壌と農業 = Soils And Agriculture Of Lowland Swamp Of Kalimantan

熱帯低湿地の植生と土壌特性の解明

1989.03.23-03.28, インドネシア

バリト川(バンジャルマシン)とムラン川(クアラカプア)を結ぶ幹線水路。南カリマンタンと中央カリマンタンを結び重要交通(易)路である。プラウペラックデルタのほぼ中央を横断している。

カリマンタン低湿地の土壌と農業 = Soils And Agriculture Of Lowland Swamp Of Kalimantan

熱帯低湿地の植生と土壌特性の解明

1989.03.23-03.28, インドネシア

サカラグン入植地。ムラン川からさらにデルタ内部へ伸びる水路によって、政府が開発した農民入植地に通じている。ジャワ海から70Km程の距離にあるが、水路は潮汐の影響を受ける。水路沿いに民家が並ぶ。

カリマンタン低湿地の土壌と農業 = Soils And Agriculture Of Lowland Swamp Of Kalimantan

熱帯低湿地の植生と土壌特性の解明

1989.03.23-03.28, インドネシア

サカラグン入植地。土壌断面。ブラウペラックデルタの主要土壌は泥炭土壌と酸性硫酸塩土壌である。サカラグン入植地は浅層から中層(~ 2m)泥炭土壌。木質泥炭で調査断面ではかなり分解が進み黒泥化。pH3.6-3.8,灰分16-34%,現地容積重0.23-0.40g/cc。

カリマンタン低湿地の土壌と農業 = Soils And Agriculture Of Lowland Swamp Of Kalimantan

熱帯低湿地の植生と土壌特性の解明

1989.03.23-03.28, インドネシア

サカラグン入植地。水稲の本田への最終移植。中央は高畉にして、サツマイモなどを栽培。水田(イネ)と畑作物をこのように並置する土地利用法式をインドネシアではスルジャン方式とよんでいる。

カリマンタン低湿地の土壌と農業 = Soils And Agriculture Of Lowland Swamp Of Kalimantan

熱帯低湿地の植生と土壌特性の解明

1989.03.23-03.28, インドネシア

サカラグン入植地。水稲の本田への移植苗の準備。在来種では苗代播後二回苗代を変えて育苗し、三回目(写真)が本田移植である。高温下の大変な重労働である。

カリマンタン低湿地の土壌と農業 = Soils And Agriculture Of Lowland Swamp Of Kalimantan

熱帯低湿地の植生と土壌特性の解明

1989.03.23-03.28, インドネシア

サカラグン入植地。本田の整地作業。前作収穫後の雑草を長大な鎌様の農具で刈り払い土中に踏み入れる。ここでは男性五人が共同作業中であった。高温下の重労働であり、機械化が望まれる。

カリマンタン低湿地の土壌と農業 = Soils And Agriculture Of Lowland Swamp Of Kalimantan

熱帯低湿地の植生と土壌特性の解明

1989.03.23-03.28, インドネシア

サカラグン入植地。前スライドの圃場に隣接。イネ、タロイモ、バナナなどがみられる。イネの生育は土壌的欠陥から良くない。又、無肥料栽培である。

カリマンタン低湿地の土壌と農業 = Soils And Agriculture Of Lowland Swamp Of Kalimantan

熱帯低湿地の植生と土壌特性の解明

1989.03.23-03.28, インドネシア

サカラグン入植地。水田(遠景)に隣接する畑圃場。サツマイモが栽培されている。地上部の生育は悪くない。

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出張課題(日)

  • 熱帯雨林地帯における施設野菜生産システムの確立 (54)
  • 熱帯低湿地の植生と土壌特性の解明 (40)
  • 中国における果菜類等の耐病性優良系統の育成 (37)
  • 東南アジアの地域別農業の特性解明調査 (25)
  • 中近東の地域農業特性解明 (20)
  • シカクマメ“ウリズン”の特性解明 (17)
  • 熱帯における生産力向上のための有機物管理法に関する研究 (13)
  • 熱帯油糧資源 (11)
  • 南太平洋島しょ諸国の農業特性の解明 (6)
  • 熱帯反すう家畜のルーメン微生物相の解明 (5)
  • タイにおける畑土壌の生産力に関する研究 (4)
  • 西アフリカにおける農林業の特性解明調査 (3)
  • アフリカの農業の現状と農業研究の実態調査 (2)
  • 北アフリカにおける農業及び農業研究の実態調査 (2)
  • 野菜生産の熱帯・亜熱帯間の比較調査 (2)
  • 作付方式と土壌肥沃度に関する調査(技術体系組立) (1)
  • 南米畑作生産システム (1)
  • 熱帯における地下作物の有効利用 (1)
  • 熱帯荒廃林地回復とアグロフォレストリー (1)

国名(日)

  • ブルネイ (54)
  • 中国 (37)
  • タイ (28)
  • マレーシア (27)
  • インドネシア (21)
  • 日本 (17)
  • シリア (16)
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  • ソロモン諸島 (1)
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  • フィリピン (1)
  • ブラジル (1)
  • 西サモア (1)

対象分野

  • (-) 野菜生産 (192)
  • (-) 土壌肥料 (53)
  • 生活 (573)
  • 畜産 (552)
  • 風俗 (532)
  • 習慣 (522)
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