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パイナップルは、昭和初期に商品作として定着、以来、土質、地形及び気象条件に適応した作目として山麓一帯に広く展開している。栽培面積761ha、一戸当りの平均面積約2ha、収穫作業の改善と高品質生産へ指向しつつある。
パイナップル産業がまたも盛んだった頃は、島内に7社8工場もあったが、経済不況と大型台風の被害、冷凍パイナップルとの競合、近年の円高のあおりなどを受け生産量が大幅に減少し、現在、島内で操業している唯一のパイナップル工場である。
N 農家の放牧地は畜舎周辺20haあり、草種はバンゴラグラスを主体にクローバーなど。放牧期間は不特定で雨天、干ばつ、牧草の生育状態にて異なる。飼育牛は子牛の運動を重視した夜間放牧を行っている。
石垣島の畜産は黒毛和種の繁殖経営が多く、肥育素牛の産地。農家の経営は飼育頭数279頭(内子牛50頭)、放牧地20ha採草地22ha、年経営頭数100~120頭、昭和50年頃からサトウキビ、パイナップルの複合経営から転換した専業経営。
島内の水田は約300ha、轟川流域と市街北側の平田原地区に多い。基盤整備に伴い山間地水田はわずか10%程度。耕地、代かき作業に水牛を使っている農家もある。作期は第一期作の収穫が6月下旬、第二期作が11月中旬で二期作を行っている。
島内で栽培する野菜は、ほとんどが冬春期に栽培されている。近年、地力低下や連作障害による生産不安定、生産技術の改善、夏期野菜対策の取り組みの遅れなどにより栽培面積、生産量は減少の傾向にある。
洋ランの好む温度、湿度及び日照等年中栽培可能な気象条件に恵まれ洋ラン(デントロビュウム)の切り花栽培が年々増えて来て電照キクに次ぐ生産が期待されている。
第3セクター方式で運営され製糖工場からのバカスとケーキ、畜産農家からの牛糞などの原料を約50日間完全発酵させ製品としている。生産量は約7500t。
クワ赤渋病の罹病葉は橙黄色の円形に近い病班を生じ、その部分に小粒点を密生させる。特に上位の若い葉は本病に罹病しやすく、病班が多数形成された葉は黄化し、早期に落葉する。病班の小粒点は胞子繁殖器官の銹子膣であり、後には開いて同色のさび胞子を飛散させる。
クワ赤渋病菌(AECIDIUM MORI BARCLAY)は桑樹において、さび胞子世代のみを繰り返す不完全さび菌の一種である。さび胞子は銹子膣内において連鎖状に形成され、球形、亜球形または卵形で橙黄色、表面に細刺がある。大きさは13~22×10~17um。
沖縄におけるクワ赤渋病発生の季節的推移は、3~5月に多発するものの梅雨明け後には発生がほとんど認められない。また、本病は桑株の過繁茂および雑草の繁茂した桑園で多発生する。