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ギニアグラスの有性生殖胚(パラフィン切片法)。8 核性の胚のうで、1個の卵核、2個の助細胞、2核の極核、3個の反足細胞の核からなる。発生初期にはこの8核が観察されるが、発生、成熟とともに助細胞が消え、反足細胞の数が4個以上となる。
ギニアグラスのアポミクシス胚(パラフィン切片法)。4核性の胚のうで、1個の卵核と2個の助細胞及び1個の極核からなり、反足細胞は存在しない。成熟した胚のうは1個の卵核と1個の極核のみ観察される。
パラフィン袋に花粉を集め、隔離温室内で袋掛けによる交配を行っているところ。プラスチックバック法の後に交配すると、ほぼ100%の雑種個体が得られる。
クワ赤渋病の罹病葉は橙黄色の円形に近い病班を生じ、その部分に小粒点を密生させる。特に上位の若い葉は本病に罹病しやすく、病班が多数形成された葉は黄化し、早期に落葉する。病班の小粒点は胞子繁殖器官の銹子膣であり、後には開いて同色のさび胞子を飛散させる。
クワ赤渋病菌(AECIDIUM MORI BARCLAY)は桑樹において、さび胞子世代のみを繰り返す不完全さび菌の一種である。さび胞子は銹子膣内において連鎖状に形成され、球形、亜球形または卵形で橙黄色、表面に細刺がある。大きさは13~22×10~17um。
沖縄におけるクワ赤渋病発生の季節的推移は、3~5月に多発するものの梅雨明け後には発生がほとんど認められない。また、本病は桑株の過繁茂および雑草の繁茂した桑園で多発生する。
クワ赤渋病菌には寄生性の分化が認められ、生態型 race 1、2 に大別されている。沖縄県内各島から採集した13菌株はすべて race 1 であった。race 1 は南西諸島に、race 2 は九州以北に優勢的に分布すると考えられている。
クワ赤渋病に対して抵抗性のシマグワ系統を選定するため、各系統のrace 1に対する反応を調査した。その反応を感染型として類別し、抵抗性の指標とした。
接種検定の結果、感染型3~4であった沖縄2号。大型の病斑が多数形成され、葉の奇形が認められた。圃場でも沖縄2号には本病が多発した。