ポット試験の収量調査、新規ポット試験の開始および技術調整会議(TCM)参加

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
H29-0399 2018年01月 - 2018年02月 ブルキナファソ

成果の概要

ブルキナファソ産リン鉱石から製造した試作リン酸肥料の施肥効果を検証するため、INERAファラコバ支所において、平成29年11月から開始したポット試験の経過観察を行った(ポット試験1)。ソルガムの生育状況の観察と現地CPとの打合せの結果、試験期間を延長し、引き続き経過観察を行うことにした。また、現在行っているポット試験と同様に、ソルガムの現地栽培品種およびサリア支所内の圃場土壌を用いての新規ポット試験を開始した(ポット試験2)。供試したリン酸肥料は、試作肥料である(1)焼成リン肥料3種類および(2)硫酸添加による部分的酸性化リン肥料9種類の他、対照として(3)市販の重過リン酸石灰、(4)市販の過リン酸石灰および(5)無リン酸の計15処理区である。1週間に1回の生育調査とともに、3ヶ月の試験期間後、作物体と土壌の採取および分析を行い、施肥効果について検証すると同時に次年度開始予定の圃場試験に使用する試作肥料の選定を行う。また、技術調整会議については、開催場所がクドゥグからワガドゥグに変更となったため、サリア支所での仕事との兼ね合いを検討した結果、会議には参加せず、サリア支所での仕事を優先した。

ブルキナファソ

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