BNI強化コムギの論文がPNAS「Cozzarelli Prize」を受賞

国際農研と、国際トウモロコシ・コムギ改良センター(CIMMYT)、バスク大学、日本大学生物資源科学部のグループの共同研究で発表した論文が、米国科学アカデミー発刊の『米国科学アカデミー紀要(PNASProceedings of the National Academy of Sciences of United States of America)より、2021年の最優秀論文賞Cozzarelli Prize)に選定されました。本研究は、世界初となる、少ない窒素肥料で高い生産性を示すコムギの開発に成功したものです。

2021年にPNASに掲載された6分野3)、合計3,476報のうち、科学的卓越性と独創性を反映した各1論文、合計6論文にのみ授与されます。本研究は、応用生物・農業・環境科学部門での受賞となりました。

授与式は、令和451日(米国東部時間)にオンラインで行われ、本成果を紹介した動画も公開されます。