発芽の状況

スライドNo.
01-109-07
スライドの内容
デスモディムの発芽・定着。大粒肥料は種子の流亡を防ぎ、直射日光を遮断して発芽・定着に好適な環境を提供。定着率は極めて高い。施肥技術からみれば大粒肥料は局所施肥の役割を果たし、初期生長、被度拡大に必要な養分を供給する。施肥効果は極めて高い。
国名(日)
国名(英)
Colombia
対象分野
作成者名(日)
小川泰男
作成者名(英)
Ogawa Yasuo
flickr ID
所蔵機関
国際農林水産業研究センター
所蔵場所緯度
36.053662
所蔵場所経度
140.09002
画像ファイル名
01-109-07.jpg
資源タイプ
still image
物理的形態
スライドフィルム

課題

  • 熱帯における草地及び畜産システムの開発
    南米リャノス土壌の理化学性は不良であり、既存の慣行不耕起草地造成法では牧草の幼根の貫入が困難であり、降雨強度が高いので種子、土壤改良資材及び肥料の流亡が生じ、全面耕起草地造成法では多量の土壌改良資材及び肥料の投入を必要とし、コストも高くなる。CIATでは帯状耕起による造成法を開発し、徐々に草地化するすることを試みているがこの方法では全面が牧草化するためには5年以上の長年月を必要としている。これらの問題点を補完した造成法を開発し、その有効性について検討をする必要性がある。三田村は、84~86年にマメ科牧草種子を付着させたシードコーテッドボールによる草地造成法の確立を目指し、ボールの製作と溶出速度改良、牧草種子の選定、草地造成の条件を明らかにした。
    それに加え、86~88年に、小川はCIATで選抜された優良マメ科牧草の内でシードコーテッドボール法に最もよく適合する草種は Desmodiumで、播種床造成工法はチゼルプラウー回がけによる帯状の部分耕起法が実用的であった。シードコーテッドボール法によってマメ科牧草が高い定着率を示すことが認められ、リャノスの保全機能が高く、牧草種子及び施肥量の節減による低コストの草地造成法確立の可能性が確かめられた。今後は造成された広範囲の放牧地において、本格的な肉牛の放牧による栄養給与面からの評価を行っていく事になろう。