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MARDIポンチャン泥炭地試験場(西ジョホール)。開墾二年目(裸地)地点の土壌調査。マレイシア(東南アジア)では泥炭地の農地造成では我国のような客土は行わない。したがって土性は膨軟で地耐力や根支持力が小さい。
MARDIポンチャン泥炭地試験場。開墾二年目(裸地)地点の土壌断面。泥炭は木質で半分解の落葉落枝や樹皮からなる。pH3.1-3.2。現地客積重 0.12-0.22g/cc。灰分1.0-3.1%で、表層と下層間の大きい層分化はまだみられない。
MARDIポンチャン泥炭地試験場。開墾後、野菜などの試験に10年開耕作した圃場の断面。最表層は黒色化(単化も一因)しており、pH、灰分含量、窒素含量、現地容積重などは下層と大きく異なり、農耕の影響がみられる。
西ジョホール。オイルパーム園。泥炭土壌は膨軟・軟弱な物理性をもち、作物根支持力、地耐力が小さく、オイルパームやゴムなどの高木作物は傾くことが多い。泥炭地の農業利用の大きい問題点の一つである。
MARDIジヤランクブン泥炭地試験場。野菜試験畑圃場(左側)横の地盤沈下。41年前の地表面は沈下量測定ポールの上端の水準にあった。41年間の年平均沈下量は3.3cm前後である。沈下は現在も続いている。
MARDIジヤランクブン泥炭地試験場。パイナップルや野菜の試験圃場の地盤沈下。41年前の地表面は沈下量測定ポールの上端の水準にあった。沈下は排水による脱水収縮、圧密、微生物分解(消失)、エロージョン等による。
MARDIポンチャン泥炭地試験場。湯本館裏側庭園での地盤沈下の測定。この10年間の年平均沈下量は約2.5cmである。泥炭は有機物そのものであり、長期的には消失する。泥炭地の農業開発後の大きい問題である。
西ジョホール。水位調節(潮汐の影響の防止、過排水の防止)のための水門。周囲の地盤沈下のために構造物の上部が大きく露出している。スケールの上端が水門設置時の地表面。
西ジヨホール。水位調節用水門。周囲の地盤沈下と泥炭の強酸性のためのコンクリートの劣化が速い。遠景はココナツ園。農道の表層にはラテライト質土壌が敷かれ赤黄色であることが多い。
西ジョホール。開発地域の幹線排水路とマラッカ海峡を結ぶ水門。潮汐の水位にあわせて水門が開閉され(人為)、高潮時の海水の農耕地への浸水を防ぎ、又、適正地下水位の維持をはかる。海峡側にはマングローブが繁る。
南カリマンタン。バリト川。州都バンジャルマシン附近。中央および南カリマンタンにまたがるブラウペッタクデルタ低湿地(約24万ha)は、このバリト川とムラン川の二つの大きい川に狭まれ、南部はジャワ海に接している。
バリト川(バンジャルマシン)とムラン川(クアラカプア)を結ぶ幹線水路。南カリマンタンと中央カリマンタンを結び重要交通(易)路である。プラウペラックデルタのほぼ中央を横断している。
サカラグン入植地。ムラン川からさらにデルタ内部へ伸びる水路によって、政府が開発した農民入植地に通じている。ジャワ海から70Km程の距離にあるが、水路は潮汐の影響を受ける。水路沿いに民家が並ぶ。
サカラグン入植地。土壌断面。ブラウペラックデルタの主要土壌は泥炭土壌と酸性硫酸塩土壌である。サカラグン入植地は浅層から中層(~ 2m)泥炭土壌。木質泥炭で調査断面ではかなり分解が進み黒泥化。pH3.6-3.8,灰分16-34%,現地容積重0.23-0.40g/cc。
サカラグン入植地。水稲の本田への最終移植。中央は高畉にして、サツマイモなどを栽培。水田(イネ)と畑作物をこのように並置する土地利用法式をインドネシアではスルジャン方式とよんでいる。
サカラグン入植地。水稲の本田への移植苗の準備。在来種では苗代播後二回苗代を変えて育苗し、三回目(写真)が本田移植である。高温下の大変な重労働である。
サカラグン入植地。本田の整地作業。前作収穫後の雑草を長大な鎌様の農具で刈り払い土中に踏み入れる。ここでは男性五人が共同作業中であった。高温下の重労働であり、機械化が望まれる。
サカラグン入植地。前スライドの圃場に隣接。イネ、タロイモ、バナナなどがみられる。イネの生育は土壌的欠陥から良くない。又、無肥料栽培である。
サカラグン入植地。家敷に隣接する畑圃場。キャッサバなどが栽培されている。当入植地の一戸あたり所有面積は、家敷を含めた畑地が0.5ha、さらに、水田の耕地が合わせて1.75haでかなり広い。
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出張課題(日)
- (-) アフリカの農業の現状と農業研究の実態調査 (255)
- (-) 熱帯低湿地の植生と土壌特性の解明 (40)
- 南太平洋島しょ諸国の農業特性の解明 (330)
- 熱帯地域における水稲直播栽培技術の確立 (271)
- 中近東の地域農業特性解明 (201)
- 東南アジアの地域別農業の特性解明調査 (195)
- 南米畑作生産システム (131)
- マレーシア・ムダ灌漑地域における水稲二期作技術体系に関する研究 (127)
- 中南米の自然条件と農業類型の関連に関する調査 (116)
- 熱帯における地下作物の有効利用 (102)
- アフリカの畜産資源調査 (95)
- オセアニア地域における家畜生産および畜産研究実態調査 (87)
- 熱帯雨林地帯における施設野菜生産システムの確立 (79)
- 西アフリカにおける農林業の特性解明調査 (77)
- 熱帯反すう家畜のルーメン微生物相の解明 (71)
- 北アフリカにおける農業及び農業研究の実態調査 (66)
- アブラヤシの害虫に関する研究 (62)
- ペルーおよびメキシコのばれいしょ・とうもろこしの有用遺伝子の単作、導入調査 (49)
- 中国における果菜類等の耐病性優良系統の育成 (37)
- アフリカにおける牛のピロプラズマ病の研究 (29)
- オイルパーム粕等の飼料化 (24)
- 畜産生産事情 (24)
- 熱帯における草地及び畜産システムの開発 (22)
- 熱帯荒廃林地回復とアグロフォレストリー (22)
- アフリカの乾燥・半乾燥地における草地の資源変動と保全技術の開発 (20)
- シカクマメ“ウリズン”の特性解明 (20)
- 東南アジアにおける香辛料に関する研究 (20)
- 熱帯乾・雨期地帯自然草地のマメ科牧草導入による改良 (18)
- 熱帯における稲白葉枯病とその抵抗性育種 (16)
- マレイシアにおけるイネツングロ病抵抗性及び地域適応性の育種に関する研究 (14)
- 熱帯における生産力向上のための有機物管理法に関する研究 (13)
- 熱帯不良土壌地帯における畑作農業先行開発事例調査 (12)
- 熱帯油糧資源 (11)
- 乾燥地における複数列の混交防風林帯による微気象改良と作物 (9)
- 作付方式と土壌肥沃度に関する調査(技術体系組立) (7)
- 熱帯地方の産肉性能に関する研究 (7)
- タイにおける畑土壌の生産力に関する研究 (4)
- フイリピンにおけるアワノメイガの大量飼育法の改良及びトウモロコシの抵抗性検定 (4)
- ブラジルにおけるモロコシマダラメイガの生態 (4)
- スリランカ・ドライゾーンにおける農業用水量、幹・支線水路の分水機構に関する研究 (3)
- 土壌肥料 (3)
- 熱帯の畜産(肉牛)に関する研究 (3)
- 熱帯畑作開発 (2)
- 畑作生産事情 (2)
- 野菜生産の熱帯・亜熱帯間の比較調査 (2)
- イネノシントメタマバエの発生生態に関する研究 (1)
- 作物導入探索ならびに農業研究調査(導入探索) (1)