ラオス北部山岳地域の畑作環境における試験栽培に向けた現地検討、および黒米遺伝資源に関する現地状況の確認
成果の概要
ラオス北部ルアンパパン県の畑地農業研究センターで、現地の課題担当者と、来年度計画している陸稲評価試験用の畑圃場を確認して、評価試験方法の打合せを行った。現在、畑圃場ではダイズとトウモロコシの混植試験を行っていた。来年度は石垣拠点で育成している育種素材の評価を、この畑圃場で行えることの了承を得た。また、評価を予定している系統がすべて栽培できる面積であることを確認した。
イネ研究センターで遺伝資源管理部門の部門長と黒米遺伝資源の情報を交換して、現在栽培している黒米のコアコレクションの栽培状況を確認した。黒米のコアコレクションは、良好に生育しており、収穫も順調に進んでいた。
ラオス