地球と食料の未来のために
Japan International Research Center for Agricultural Sciences
ラオス国立大学農学部において、淡水魚発酵調味料(パデーク)の変敗成分に関する分析を目的とした実験を開始した。本実験では、仕込み時の塩分濃度に応じた変敗菌の消長を、発酵開始から6か月後までを目処に、ラオス及び日本において経時的に分析することとした。また、農村地域で自家製されるパデークの保存性向上を目的とする研究成果普及の方策について共同研究者と意見を交換し、今後の予定を調整した。