SATREPSマダガスカルプロ課題3「施肥と育種素材を統合した養分利用に優れた局所管理技術の開発」における現地栽培技術情報の収集と圃場試験の管理及び生育調査

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
H30-0011 2018年04月 - 2018年05月 マダガスカル

成果の概要

SATREPSマダガスカルで出張者が担当する「圃場の養分特性に応じた局所管理技術の開発」課題では、施肥利用効率を向上する栽培技術の開発を達成目標としている。養分欠乏が顕著な土壌で、施肥利用効率を高める施肥技術を検討することを目的とし、11月より栽培試験及び生育調査を行ってきた。今回の出張では、各試験地点での収量調査を行った。データ解析の終わったBehenjyでの試験結果に基づくと、苗代施肥、移植時浸漬処理、本田追肥による各処理の効果と一部の相互作用が認められ、本田での追肥処理のみに比較して、収量並びに肥料の利用効率を大きく改善できる組み合わせが存在する可能性が示唆されるなど、効率的な施肥技術開発に向けた基盤的な圃場試験データが蓄積された。

マダガスカル

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