収量調査、株出栽培試験の実施
成果の概要
西ネグロス州で実施中のサトウキビ栽培試験圃場において、施肥処理の違いが収量・生育に与える影響を明らかにするために、収量・生育調査を実施した。収量調査として各処理区における収量と茎数を、生育調査として、処理区内の10個体の茎重・茎長・茎径・節数・葉重を測定した。また糖度の分析を砂糖統制庁(SRA)に依頼した。処理区で窒素含量および窒素肥料利用効率を求めるために、サンプリングしたサトウキビを粉砕・乾燥させ、輸入禁止品許可証明書に基づき日本へ輸入した。SRAと打合せを行い、栽培試験の進捗状況と作物モデルについて検討を行った。またSRA内部検討会でJIRCASとSRAの共同研究内容と作物モデルについて発表を行った。新植栽培試験が完了し、続いて株出し栽培試験を開始し、基肥の施用を行った。
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