雨期水稲作における圃場消費水量調査の実施
成果の概要
イエジン灌漑地区における乾期水稲作の消費水量を把握するため、試験圃場の微気象観測機器からデータを取得し、3つの蒸発散モデルにより実蒸発散量を比較、算定した。また、試験圃場において円筒枠を用いて水稲作の蒸発散量と降下浸透量を実測した。
また、雨期水稲作における消費水量調査のため、農業研究局イエジン試験圃場内に試験区画を設定し、微気象観測機器の移設、堰式流量計及び水位計等を設置した。
昨年度3月時に採取した土壌試料を用いて土の粒度試験及び土粒子の密度試験を実施した。また、日本国内で土壌保水性試験を実施するため、イエジン灌漑地区の農家圃場等から土壌採取し、郵送にて土壌輸出を行った。
ミャンマー