アフリカ連絡拠点業務、FARA会議出席
成果の概要
アフリカ農業研究開発の最新の方向性について情報収集する目的で、FARA(The Forum for Agricultural Research in Africa)第7回アフリカ農業サイエンス・ウイーク(AASW7)へ参加した。AASW7は「科学を応用し、生活改善を実現せよ“Apply Science, Impact Livelihoods”」をテーマに掲げ、科学研究によるアフリカ農業問題の解決を国レベルで実現化する戦略(the operationalization of the Science Agenda for Agriculture in Africa at country level)について協議した。下に挙げる5つのサブ・テーマについて、開発銀行・ドナー・CGセンター等からの参加者からの発表・活発な議論が行われた。研究成果の応用・実現戦略ということで、単に生産性技術改善に留まらず、 (a)輸入に打克つ競争力・成長力ある農業生産部門への投資、(b)優先研究課題に関する関係者間研究活動の整合化・合理化・効率化の調整を図り成果のインパクト最大化を目指すプラットフォームの重要性、(c)普及手法・マーケティングまで一貫した栄養改善・付加価値創出・所得改善プロジェクトの試み、を強調する発表が中心的であった。
- アフリカ農業発展に科学研究が貢献する上で不可欠な制度・政策 Institutional systems and policies for making science work for African agriculture
- 持続的な生産性向上・バリューチェーン・アグリビジネスSustainable productivity growth, value chains and profitable agribusinesses
- 人的資本開発と若者 Human capital development and the Youth
- アフリカ農業のための科学・技術・改革を支える金融財政メカニズムSustainable financing of Science, Technology and Innovation for African agriculture
- アフリカ農業のメガトレンド Megatrends in African Agriculture
ルワンダ