灌漑地区水利用観測機器設置および水管理実態に関する情報収集

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
H28-0437 2017年02月 - 2017年03月 ミャンマー

成果の概要

気候変動対応プロの実施課題「水リスクに対応した灌漑システム利用向上手法の開発(A1-II-3a)」の実施のため、ミャンマーに出張した。
研究推進に関しては農業畜産灌漑省灌漑水利管理局の局次長及び灌漑システムの試験地を統括するアシスタントディレクター及びアシスタントエンジニアと実施課題について意見交換を行った。このとき、所内の検討会で議論となった試験地の変更について相手側と協議したが現試験地が適切であると結論した。また、農業研究局においては現在協議中のMOUについて打ち合わせを行った。
水管理実態に関する情報収集に関しては、試験地であるイエジン灌漑地区の水管理の聞き取り調査、用水路やそれに付帯する施設の現地調査、水利資料の収集を行った。
継続的な水利用観測のための水位計の設置に関しては、水位計4台を持参し、設置について相手側と相談した。維持管理の面から5月以降の設置が望ましいと結論したため、水位計の設置は実施しなかった。
その他の事項として銀行口座の開設などを検討した。

ミャンマー

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