水稲栽培における鉄過剰害発生機構と土壌水分制御による軽減効果の把握、および共同研究キックオフワークショップへの参加
成果の概要
水稲移植・湛水前の畑条件処理期間を変えた条件で実施した水稲ポット栽培試験について生育・収量調査と土壌分析を行い、水稲の生育・収量に対する畑条件処理の影響が土壌中の易還元鉄量と可給態窒素量の関係性によって変化することを明らかにした。また、6種の土壌の化学性と畑条件処理に伴う易還元鉄の生成量に関するデータの収集と解析を行った。これらに加えて、10月27日にビエンチャンで開催されるJIRCAS-NAFRI-NUOL共同研究キックオフワークショップに参加し、農山村資源プロおよびラオスで実施されるプログラムC関連のプロジェクトに関する情報収集を行った。
ラオス