JIRCASの動き

第3回「淡水レンズの保全管理」セミナー開催報告

第3回「淡水レンズの保全管理」セミナーは、昨年度に引き続き、研究調査活動の成果をプロジェクト関係機関と情報共有するために実施しました。セミナーでは、政府機関からは資源開発省(R&D)事務次官、環境保護庁(EPA)所長、水タスクフォース、マジュロ環礁地方政府(MALGOV)部長、教育機関からはマーシャル短期大学(CMI)農業普及員、国際機関からは南太平洋応用地球科学委員会(SOPAC)アドバイザー、プロジェクト対象地域の地権者代表等から構成される淡水レンズ委員会、マジュロ上下水道公社(MWSC)部長、マジュロ廃棄物公社(MAWC)プロジェクトコーディネーター、在マーシャル国日本大使館臨時代理大使、JICAマーシャル支所長代理等30名が参加しました。

ガーナ国稲作推進条件整備調査に関する技術セミナー

JIRCAS は、アフリカのガーナ国・エチオピア国において、農民自らが実施可能な、低コストで持続性のある水田整備手法を確立するため、4年間の調査を実施しています。最終年に当たる今年度は、普及員等にも判りやすい「稲作推進マニュアル」を作成する予定です。この調査の一環として、日本の機械化稲作を現地調査する4名のガーナ国の担当者(政府職員2名、農業改良普及員2名)が、直面している問題点等を紹介し、日本人専門家とともに将来のガーナ国での水田稲作について議論するため、 10月6日にJIRCASで技術セミナーを開催しました。

「グローバルフェスタJapan2011」への出展報告

政府は、10月6日を「国際協力の日」と定め、国際協力への国民の理解と参加を呼びかけています。「グローバルフェスタJapan2011」はその日を記念して開催される国内最大級の国際協力のイベントで、1990年より開催されており、今年で21周年を迎えます。 今年は、「絆~私たちはつながっている・・・世界は日本とともに。日本は世界とともに。」をテーマに、日比谷公園で10月1日(土)及び2日(日)の2日間にわたって開催されました。

イネ創生プロジェクト研究におけるいもち病ネットワーク研究に関するキックオフミーティーング、およびアジア作物学会におけるワークショップ「Rice innovation for environmentally sustainable production systems」開催報告

第7回アジア作物学会は、アジア地域を中心とする栽培および育種研究者が約280名が参加してインドネシア、ボゴール市で2011年9月27日~30日の日程で開催されました。JIRCASの両会議は、9月28日の午前と午後に分かれて、アジア作物学会の一貫として行われました。

南スーダンSPLM副幹事長がJIRCASをご訪問

平成23年9月28日、Dr. Anne Itto Leonardo南スーダンSPLM(Sudan People’s Liberation Movement)副幹事長がJIRCASを訪問されました。

インドシナ農山村プロジェクトオープニングワークショップの開催報告

「インドシナ農山村における農家経済の持続的安定性の確立と自立度向上プロジェクト(略称:インドシナ農山村プロジェクト)のオープニングワークショップを開催しました。会議は本研究プロジェクトの共同研究に参画するラオス国家農林研究機関(NAFRI)及びラオス大学、ラオス農林省、ラオス外務省、ラオス計画投資省、在ラオス日本国大使館、JICA、農業環境技術研究所及びJIRCASのプロジェクト参画研究者等が参集しました。

第10回産学官連携推進会議への出展報告

平成23年9月21日(水)~22日(木)に東京国際フォーラムで「我が国の復興・再生に向けた産学連携の促進」をテーマに開催された「 第10回産学官連携推進会議」の展示ブースにおいて、「不良環境での生産に向けた多用途型サトウキビ品種の開発」及び「オイルパーム廃棄木から効率的エタノール変換技術の開発」についてパネルを出展し、JIRCASの研究成果の広報を行いました。

「タイ科学技術博覧会2011」への出展報告

タイ科学技術省が主催する「タイ科学技術博覧会(National Science and Technology Fair 2011)」が、2011年8月6日(土)~21日(日)の間、バンコク市内のBangkok International Trade and Exhibition Centre(BITEC)で開催されました。本博覧会には、JIRCASは2007年から毎年出展しており、本年もJIRCASのタイにおける研究成果を展示するブースを、日本パビリオン内に出展しました。

発展途上国のための温室効果ガスと循環型農業に関するJIRCASシンポジウム開催報告

農林水産省技術会議事務局の地球規模課題国際研究ネットワーク事業において、JIRCASがハブ機関となって、「農業分野における温室効果ガスの排出削減・吸収に関する技術開発」(温室効果ガス(技術会議))と題する国際共同研究を実施しています。その中で、畜産分野については、畜産由来の温室効果ガス削減研究に関しての国内コンソーシアムを構築するとともに、東南アジア地域に応用可能な技術開発を行い、家畜由来のメタン排出を削減することを目標としています。その一環として、SAADC2011(発展途上国のための持続的畜産業に関する国際会議)のサテライトシンポジウムとしてJIRCAS主催で本会議を開催しました。

JIRCAS-Tigrayプロジェクトスタートアップ会議報告

「エチオピア・ティグライ州における、温室効果ガス排出削減に資する持続的な農村開発手法の開発プロジェクト」開始のための、スタートアップ会議を開催しました。会議は、当研究プロジェクトの共同研究に参画するエチオピア農業省、エチオピア農業研究機構、ティグライ州農業農村開発局、メケレ大学、ティグライ農業研究所、JIRCASの研究者・行政職員他、エチオピア側関係者ならびに日本大使館、JICAをはじめとする日本側関係者が参集しました。