「金夜サイエンスカフェ」で宇宙と食料の未来についてクロストークしました

関連プログラム
第5期中長期計画 食料
国名
ボリビア
令和6年2月2日(金)、つくばサイエンスツアーオフィスが主催するイベント「金夜サイエンスカフェ」において、藤田泰成プロジェクトリーダーと永利友佳理主任研究員がJAXA有人宇宙技術部門の職員の方々と宇宙と食料の未来についてクロストークしました。

毎週金曜日の夜、つくば駅前のイベントスペース「co-en」で、つくば市内の研究教育機関がコラボする「金夜(きんよる)サイエンスカフェ」が開催されています(主催:つくばサイエンスツアーオフィス)。

令和6年2月2日(金)に「未来人(ミライスト)は何を食べる? ~食料研究と有人宇宙開発から覗く未来の食卓~」と題して、国際農研から藤田泰成プロジェクトリーダーと永利友佳理主任研究員が登壇し、宇宙航空研究開発機構(JAXA)有人宇宙技術部門の山田耕史さん、伊妻ディラン駿さんと共に宇宙と食料の未来についてクロストークしました。

気候変動や人口増加から、世界の食料システムは危機的な状況にあります。藤田プロジェクトリーダーと永利主任研究員は、作物の頑強性「レジリエンス」を高める研究プロジェクトに取り組み、厳しい環境に適応できる食料システムの確立を目指しています。

本イベントでは、国際農研の研究プロジェクト「レジリエント作物」の活動から、「キヌア」や「ダイズ」に関する研究と成果を紹介しました。クロストークタイムでは、宇宙空間における物資輸送や植物工場などの技術開発に携わるJAXA職員の山田さん、伊妻さんを交え、食料研究と有人宇宙開発の視点から宇宙と食料の未来について議論を深めました。会場には64名の参加者が集まり、キヌア入りのクッキーやお茶を楽しみながら、科学を語る時間を共に楽しみました。

JAXA伊妻さんのトークの様子

JAXA伊妻さんのトーク

国際農研藤田プロジェクトリーダーのトーク

藤田PLのトーク

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