国際雑穀年にちなんだセミナーを開催
―気候変動や栄養問題の解決に資する雑穀の潜在能力に迫る―
令和5年9月21日
国際農研
国際雑穀年にちなんだセミナーを開催
―気候変動や栄養問題の解決に資する雑穀の潜在能力に迫る―
ポイント
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概要
国際農研は、令和5年9月26日(火)にセミナー『雑穀 - 栄養・農業・気候の課題に対応する潜在能力』を、日比谷国際ビル コンファレンススクエアおよびオンラインにてハイブリッド開催します。
キビ、アワ、ヒエなどの雑穀(ミレット)は、コメ、コムギ、トウモロコシなどの主要穀物よりも乾燥に強く、灌漑を必要としないことから、世界の乾燥・半乾燥地域において広く栽培されています。また、雑穀は栄養価が高く、ビタミンやミネラル、タンパク質、食物繊維、レジスタントスターチ(難消化性デンプン)などを多く含むことから、「栄養穀物」とも呼ばれています。環境への幅広い適応性と高い栄養価をもつ雑穀は、世界の食料安全保障と飢餓緩和に大きな役割を果たすと期待されていますが、これまでの食料問題解決のための研究は主要穀物に関するものが多く、雑穀の潜在能力は十分に評価されていません。
雑穀の気候耐性と栄養面での価値に対する認識を高めるために、国連は2023年を「国際雑穀年(International Year of Millets, IYM2023)」と定め、雑穀の持続可能な生産と消費拡大を通じた、多様でバランスのとれた健康な食生活を提唱しています。
今回のセミナーでは、「国際雑穀年」にちなみ、気候変動や栄養問題の解決に資する雑穀への認識を深めるため、雑穀研究の最新の動向や利用の可能性について、国内外の研究者が議論を交わします。
セミナー『雑穀 - 栄養・農業・気候の課題に対応する潜在能力』
- 開催日時:令和5年9月26日(火)9:30~12:00
- 開催方法:ハイブリッド
「日比谷国際ビル コンファレンススクエア」および「オンライン」
※ 会場参加は40名を予定しています
日比谷国際ビル(東京都千代田区内幸町2丁目2-3) - 申込方法:国際農研のホームページからお申し込み下さい。
URL: https://www.jircas.go.jp/ja/event/2023/e20230926
(申込締切:令和5年9月22日(金)17:00) - 使用言語:英語(日本語同時通訳あり)
- 参加費:無料(どなたでも参加できます)
※ 会場参加の方は、Q&Aセッションに参加いただけます。
問い合わせ先
国際農研(茨城県つくば市)理事長 小山 修
- 研究推進責任者:
- 国際農研 プログラムディレクター 飯山 みゆき
- 研究担当者:
- 国際農研 戦略情報プロジェクトリーダー 金森 紀仁
- 広報担当者:
- 国際農研 情報広報室長 大森 圭祐
プレス用 e-mail:koho-jircas@ml.affrc.go.jp