キャッサバ発酵残物の利用方法
出願国 | 出願番号 (出願年月日) |
登録番号 (登録年月日) |
満了年月日 |
---|---|---|---|
日本 | 特願2020-052188 (2020年03月24日) |
第6887631号 (2021年05月21日) |
2035年08月06日 |
概要
目的
本発明者らは、アミノ酸やビタミン等の栄養価がもともと乏しいでんぷん抽出後のキャッサバ残渣(以下、「キャッサバ残渣」という。)を有効活用することを目的として、研究を進めたところ、キャッサバ残渣をでんぷん分解酵素と微生物とで発酵処理し、得られたキャッサバ残渣の発酵物からエタノールを除去して得られたキャッサバ発酵物の残渣(以下、「キャッサバ発酵残渣」という。)には水溶性ビタミン類が豊富に含まれているだけでなく、キャッサバ発酵残渣を与えた乳牛のミルク中の体細胞数が減少する知見を得て、キャッサバ発酵残物が家畜の乳房炎の予防に寄与することを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の目的は、キャッサバ残渣を原料として栄養価が高く、免疫活性化を促す動物又は魚類用飼料を提供することにある。
効果
本発明により、これまで利用価値のなかったキャッサバ残渣を付加価値を高めた飼料として利用することが可能となる。
- 特許公報
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