地球と食料の未来のために
Japan International Research Center for Agricultural Sciences
本研究課題は東南アジアに自生するイバラノリ属海藻の種苗生産および養殖技術の開発を目的とする。本出張では、新たに採取したイバラノリ天然種苗を用いた、イガン海洋実験所における海面での生育試験を開始した。また、ティグバウアン中央研究所において、前回開始した屋内水槽(海水かけ流し水槽)での生育実験について、その生長量等を計測した。海面育成試験の実験材料として供したイバラノリ種苗のDNAを抽出、葉緑体遺伝子について設計したプライマーを用いてPCRにより、DNA断片を増幅した。