成果の概要

JST-JICA 地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム（SATREPS）の「世界戦略魚の作出を目指したタイ原産魚介類の家魚化と養魚法の構築」課題4-2バナナエビ系統保存基盤技術開発のリーダーとして、8th Group Leaders Meeting of Thai Fish Projectに参加した。タイ水産局次長及び当該プロジェクト代表者である東京海洋大学教授から挨拶があり、課題１～４担当者から報告があった。
我々の課題4-2バナナエビ系統保存基盤技術開発の最終ゴールは、バナメイエビの生殖巣にバナナエビの生殖細胞が辿り着き、成熟し、バナメイエビがバナナエビを生むことを目指している。
今回の発表では、解凍したバナナエビの生殖細胞をバナメイエビに移殖した結果を報告した。その後、カウンターパートと今後の研究計画や普及の在り方などの意見交換を行った。