成果の概要

タンザニアでは、キリマンジャロ州ローアモシ灌漑地域のアッパーマボギニおよびチェケレニ地区において、国家かんがい庁（NIRC）、キリマンジャロ農業訓練センター（KATC）、キリマンジャロ農業開発計画（KADP）と共に、MS-1ブロックにて浅層暗渠試験区の設定を行った。アルーシャ州オルジョロ地区において、アルーシャ工科大学（ATC）と共に循環灌漑試験におけるデータ回収と鳥獣害防止策の設置作業を行った。
インドでは、インド中央塩類土壌研究所（CSSRI）と共にライシメーター試験の状況を確認し、気象データおよび土壌水分・塩分データを回収した。圃場試験では、気象データを回収するとともに、地中灌漑チューブおよび土壌水分・塩分センサーを設置し、11月下旬より圃場試験を開始することでCSSRIと合意した。