キャッサバ廃棄物と新産業酵母を用いた飼料作成試験
成果の概要
2023年7月9日からコンケン大学を訪問し、新産業酵母を用いたキャッサバパルプの発酵試験を行った。今回は、事前に加熱しない場合と加熱する場合のキャッサバパルプを用意し、糖化酵素と酵母を加えて、並行複発酵を実施した。加熱処理なしの場合は、加熱処理したキャッサバパルプと比べて、増殖する酵母の数に違いが見られた。発酵開始から48時間後にサンプルを回収し、乾燥後に発酵状況を確認するため、タンパク質やキチンなどの成分の分析を行った。その結果、加熱処理と比べて、加熱処理なしの場合でもキチンやタンパク質の量に違いは見られなかった。
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