土壌物理性の測定、土壌ガス測定法の更新
成果の概要
共同研究機関であるタイ農業局のロッブリー種子研究開発センターを訪問し、土壌物理性の現地測定および温室効果ガス測定方法の技術移転を行った。耕起・不耕起と有機物施用の組み合わせに関する連用試験圃場において、デジタル貫入土壌硬度計を用いて表層から90cm深までの硬度測定を実施し、全36プロットでそれぞれ3~4地点ずつ測定した。取得したデータは土壌硬度に対する処理区の影響と微地形による空間変動の影響の解析に用いる。CO2センサーを搭載したチャンバーによる温室効果ガス測定方法とガス拡散係数測定装置についてタイ農業局の研究者および技官に対して講習と現地での実演を通して技術移転を行った。
タイ