1. 天水稲作地帯の推定モデル開発に向けた稲作地帯の現地調査及びCPとの研究打合せ
2. CSSRI打合せ、試験状況の確認、データ回収、日本大使館・JICA訪問

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
R05-0021 2023年05月 - 2023年06月 タンザニア, インド

成果の概要

現地カウンターパートである国家灌漑庁(NIRC)、キリマンジャロ農業訓練センター(KATC)、アルーシャ工科大学(ATC)と打合せを行い、研究計画と今後の方針について共有し、研究実施に向けた協力体制を構築した。現地の灌漑水田と天水田で踏査と聞き取り調査を行い、現状の把握と衛星解析に必要な情報を得た。試験区の水田とトウモロコシ畑において、近赤外線カメラを用いて作物成長量の可視化を行った。
インド中央塩類土壌研究所(CSSRI)と打合せを行い、前回までの研究成果の共有と今後の方針を議論した。次に、カルナールのライシメーター試験区およびヒサールの圃場試験地の設定状況を確認した。ライシメーターではデジタルカメラを用いて撮影を行い、地図化を行った。ヒサールにおいては地下水位と土壌水分の観測装置を設置し、継続的にモニタリングできるようにした。計画通りに環境整備が進んだことで、これから始まる雨季において、地下部の水環境と塩分状況をモニタリングすることができる。デリーでは関係機関を表敬訪問し、我々の研究進捗を共有し、今後の協力・支援を要請した。

タンザニア
インド

関連するページ