日本のマンゴー生産量

日本の生産量は約3000トン


 現在日本では、沖縄県のほか、宮崎県や鹿児島県などでもマンゴーが栽培されています。 平成25年(2013年)のデータによれば、国内では年間3,327 tが生産されています。このうち沖縄県が1,597tで最も多く(全体の48%)、宮崎県で1,126 t、鹿児島県で446 tが生産されています(図1)。

東京都中央卸売市場への国内産マンゴーの月別の出荷量は図2に示す通りです。加温ハウス栽培をおこなっている宮崎県および鹿児島県からの出荷は4月~7月、亜熱帯気候を利用して無加温ハウス栽培をおこなっている沖縄県産のマンゴーは6月~9月が出荷時期で、ピークは7月になっています。なお、これら国産マンゴーの品種は産地によらずほぼ全て‘アーウィン(Irwin)’です。

図1 マンゴーの収穫量と栽培面積
 
 
(農林水産省 統計情報「特産果樹生産出荷実態調査」より作図
http://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/tokusan_kazyu/index.html)

図2 東京都中央卸売市場における
マンゴーの産地別出荷量
(東京都中央卸売市場 市場統計情報よりマンゴーの産地を検索した結果より作図
http://www.shijou-tokei.metro.tokyo.jp/)


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