ミニマンゴーはどうしてできる?

ミニマンゴーは、種なしマンゴー?!


 ビワの果実くらいの大きさの「ミニマンゴー」を見かけたことはありませんか?
 これは、何らかの原因で種子の中で「胚」の発達が停止し、果実が十分に肥大しなかった場合に、このような小さな果実になります。通常、「胚」の発達が停止すると果実は落ちてしまうのですが、まれに落果せず小さいままで熟す実があり、これが「ミニマンゴー」として扱われています。胚はないのですが、種子を覆う硬い殻(内果皮)の組織が残っているので、いわゆる「種なしブドウ」のようにはなりません。


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