マンゴーの伝播と歴史:東南アジア、アフリカ

発祥地インドから東南アジア、さらにアフリカへ


 マンゴーは紀元前5~4世紀頃に僧侶や商人の手によってインドからマレー半島に伝わり、その後東南アジアの大陸部やインドネシアなどの島へと広がりました[参考文献:Mukherjee and Lits (2009)、Knight and Schnell (1994)。

 アジアからアフリカ大陸にマンゴーを伝えたのは、当時、アジアやアフリカに植民地を持っていたポルトガル人であったと言われています。他にも、10世紀頃にアラブの商人によって、ペルシアとアラブから東アフリカに伝えられたという説もあります。[参考文献:Knight and Schnell (1994)]。


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